イギリスのアスコット競馬場が舞台となるGⅠキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス。4か国から集った強豪馬たちによる芝2390mでのGⅠに大注目だ。
※7月24日11時までの情報・予想です。変更等ある場合がありますので、レース直前にご確認ください。
他のレース予想&注目馬解説はこちら↓
レース情報
2026年7月25日23:35発走(5R)
アスコット競馬場
キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス GⅠ キングジョージ キングジョージ6世&クイーンエリザベスS KG6世&QES
芝2390m(右) 9頭
出走馬一覧 (本命・注目馬)
| 1ゲート7番 | ミニーホーク Minnie Hauk | W.ローダン | |
| 2ゲート3番 | ランボーン Lambourn | W.ビュイック | |
| 3ゲート5番 | ヴェルテンベルク Wurttemberg | O.マーフィー | ☆穴馬 |
| 4ゲート4番 | マスカレードボール Masquerade Ball | C.ルメール | 〇2番手 |
| 5ゲート2番 | ゴリアット Goliath | C.スミヨン | |
| 6ゲート6番 | カルパナ Kalpana | C.キーン | △4番手 |
| 7ゲート1番 | カランダガン Calandagan | M.バルザローナ | ◎本命 |
| 8ゲート8番 | アクション Action | S.レヴィー | |
| 9ゲート9番 | ベンヴェヌートチェッリーニ Benvenuto Cellini | R.ムーア | ▲3番手 |
※ゲート番号と馬番号が異なりますのでご注意ください。
過去5年のレース結果
・過去5年の優勝馬&騎手
| 2025 | 1番 | カランダガン Calandagan | M.バルザローナ | 2:29.74 |
| 2024 | 3番 | ゴリアット Goliath | C.スミヨン | 2:27.43 |
| 2023 | 4番 | フクム Hukum | J.クローリー | 2:33.95 |
| 2022 | 3番 | パイルドライヴァー Pyledriver | P.マクドナルド | 2:29.49 |
| 2021 | 5番 | アダイヤー Adayar | W.ビュイック | 2:26.54 |
今回の見どころ
イギリスのアスコット競馬場芝2400mを走るキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス。日本・イギリス・フランス・アイルランドの4か国から強豪馬が揃った国際GⅠになる。各国のレースで活躍している9頭による共演に注目だ。
コース紹介
アスコット競馬場は三角形で、いわゆる「おむすび」のような形をしている。日本では見られない独特な形をしているのが特徴だ。
スタートして最初のコーナーまでは約800mと長いのでポジション争いに注目だろう。そこから1つ目のコーナーを通って、次の約1000mの直線に入っていく。この直線を抜けて最終コーナーを通って、最後は約500mの直線に入っていく。
それぞれのコーナーは角度が急になっている。また、各直線も長くなっているので、道中のペースは配分が必要だ。
コース特徴
アスコット競馬場はコースの形以外にも2つの特徴を持っている。
- スタートしてからの下り坂
- 1つ目のコーナーを通った後から続く上り坂
この2つの特徴が予想をする際のポイントになると見ている。
・スタートしてからの下り坂
スタートして約800mと長い直線を通る。ここは平坦ではなく最初のコーナーまで下り坂が続く。「高低差は約20m」と日本では見られないような坂になっている。距離が2390mになるので先行争いには激しくなりにくいが、スタート後のペースには注意が必要だ。
・1つ目のコーナーを通った後から続く上り坂
スタートしてから下り坂が待っているが、1つ目のコーナーを通ってからは上り坂になる。この上り坂はゴール手前の約200mまで続き、「高低差約20m」の坂を約1300mかけて上らなければならない。
特徴から見えてくる好走へのポイント
2つの特徴を挙げている。ここから見えてくるのは「スピードとスタミナが必要になってくる」ということだろう。「下り坂が続くので道中のペースについていくスピード」と「上り坂を苦にしないスタミナ」を持ち合わせている馬に好走のチャンスが巡ってきそうだ。 また、上り下りがあるので道中の折り合いも重要。操縦性の高い馬の走りには期待ができそうだ。
日本から参戦の2頭が好走なるか!?
今回は日本馬が2頭参戦している。
- 4番マスカレードボール 〇2番手
- 5番ヴェルテンベルク ☆穴馬
どちらもGⅠでの好走歴があるので実績はある。各国の強豪馬相手にどのような走りを見せてくれるのか注目だ。
海外GⅠ初勝利なるか!?
4番マスカレードボールの走りに注目したい。前走はシャティン競馬場を走ったクイーンエリザベス2世カップを走って2着。初の海外競馬になったが好走を見せた。今回は2回目の海外遠征になるのでいいパフォーマンスを発揮くれそうだ。
前々走のGⅠジャパンカップでは、今回も出走してくるカランダガンに敗れて2着。前走は香港の最強馬ロマンチックウォリアーに敗れて2着。近2走は海外馬の壁に跳ね返されている。今回こそは先頭でゴールを駆け抜けたいところだ。
芝2400mを走れているのでスタミナは十分。前々走のジャパンカップではレコードが出たレースで1着とタイム差なしの2着とスピードもある。最後の末脚も鋭いので、この馬の走りができれば勝利のチャンスはありそうだ。
初GⅠを手に入れることができるか!?
5番ヴェルテンベルクの激走を見ることができるだろうか。前走の天皇賞(春)では雨の中で芝3200mを走って2着。最後に追い込んできて好走してきた。距離の長いところは得意だろうし、今回のコースとの相性は良いはずだ。
過去の成績を見てもスタミナは十分。道中に坂のある京都やゴール前に坂のある東京や阪神で好走しているので、アスコット競馬場の坂への対応はできそうだ。課題は道中のペースについていくスピードだろう。忙しくなってしまうと最後の脚が鈍ってくる。この馬の決め手を活かすことができるペースで走れる展開の助けは必要となりそうだ。
末脚は鋭いものがあるので、最後の直線で脚を伸ばしてくることができればチャンスが巡ってきそうだ。強豪馬がひしめき合っているが、この馬の走りができれば上位争いに絡んでくるのではないだろうか。
日本馬の前に立ちはだかる英・仏・愛の注目馬3頭!!!
今回は日本以外から地元イギリス・フランス・アイルランドの3か国の馬が出走してくる。
- 1番カランダガン ◎本命 フランス
- 9番ベンヴェヌートチェッリーニ ▲3番手 アイルランド
- 6番カルパナ △4番手 イギリス
ここで名前を上げている3頭から好走の可能性を感じている。どのような走りを見せてくれるのか注目したい。
GⅠ7勝目&2連覇なるか!?
1番カランダガンは昨年のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスを勝利している。2連覇への期待とGⅠ7勝目になるか注目だ。
2026年は初めて3着を外したレースがあったもののすでにGⅠを2勝している。出走間隔が詰まっているように見えるが、過去の成績を見ると問題なさそう。いいパフォーマンスを発揮できる状態で出走してきそうだ。
スピードもスタミナも兼ね備えている。折り合いも問題ないはずなのでアスコット競馬場芝2390mでも問題なく走れるだろう。ここでの走りに期待したい。
斤量56キロを活かして3歳馬が好走なるか!?
9番ベンヴェヌートチェッリーニは3歳馬で斤量が56キロ恵まれている。古馬に比べれば4~5キロ軽いので力の差は埋められそうだ。実績で格上の馬が集まっている中でも良い走りを見せてくれるのではないだろうか。
前走のアイルランドダービーでは1番人気に応えて勝利している。芝2400mを走れているのでスタミナへの問題はないはずだ。また、3走前には芝1600mのGⅠで3着になっている。距離の適性からは外れていたように思うがマイル戦で上位に来ているのはスピードのある証拠だろう。初のアスコット競馬場になるが、いいパフォーマンスを発揮くれそうだ。
牝馬が好走なるか!?
6番カルパナは牝馬だが牡馬にも負けない走りを見せている。昨年のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスではカランダガンに敗れて2着だった。力は示していたので、今年こそは勝利を手にしたいところだろう。
アスコット競馬場では2-2-1-0とすべて3着以内に来ている。GⅠは3回走って2-1-0-0と好走している。ここは得意舞台だと思うので、良い走りを見せてくれるのではないだろうか。
斤量60キロだが昨年も背負って好走しているので問題ないはず。2390mという距離も2400m前後で走れているので適性はある。強豪馬が揃っているが上位争いに絡んでくることができるのではないだろうか。
買い目は3連単1頭軸流し!!
本命を軸に2番手~穴馬を相手に入れた3連単1頭軸流し
3連単1頭軸流し(全12通り)
1→4,5,6,9→4,5,6,9
- 馬1列目 / 1番カランダガン
- 馬2列目 / 4番マスカレードボール 5番ヴェルテンベルク 6番カルパナ 9番ベンヴェヌートチェッリーニ
- 馬3列目 / 4番マスカレードボール 5番ヴェルテンベルク 6番カルパナ 9番ベンヴェヌートチェッリーニ
本命を軸に2番手~穴馬を相手に入れた3連単1頭軸流しを考えた。
軸は1番カランダガン。ここまでの安定した走りは見事。今年もGⅠを2勝していて調子は良さそう。昨年も制したレースで連覇を見られそうだ。3連単の軸にしてみたい。
相手は4番マスカレードボール 5番ヴェルテンベルク 6番カルパナ 9番ベンヴェヌートチェッリーニ。4頭とも力がある。2~3着争いには入ってきそうだ。相手に入れて狙ってみたい。
最後にレースを予想して
今回は4番マスカレードボールの走りに期待だろう。
このレースで「C.ルメール×社台レースホース」のコンビと言えば2006年のハーツクライが思い浮かぶ。最後の直線で先頭に立ったが、ゴール直前に後ろから来た2頭に差されて3着となった。海外GⅠ制覇を目前にして勝利が手からこぼれてしまったレースだった。
それから20年がたった今年、同じ「C.ルメール×社台レースホース」のコンビで同レースに挑む。そのときの借りを返すことができるのか注目したい。
他のレース予想&注目馬解説はこちら↓


