※12月18日21時までの情報・予想です。変更等ある場合がありますので、レース直前にご確認ください。
レース情報
2025年12月20日15:30発走(11R)
阪神競馬場
タンザナイトステークス OP
サラ系3歳以上オープン(国際)(特指)ハンデ
芝1200m(右)16頭
注目馬一覧
| ◎本命 | アスコルティアーモ | Fジェルー | |
| 〇2番手 | バースクライ | 岩田望来 | |
| ▲3番手 | アサカラキング | 北村友一 | |
| △4番手 | デュガ | 坂井瑠星 | |
| △5番手 | カルロヴェローチェ | 川田将雅 | |
| ☆穴馬 | ウイングレイテスト | 松岡正海 |
レース展開予想
※枠番馬番が決まる前の展開予想です。
スタートからアサカラキング、ウイングレイテスト、アスコルティアーモなどが前に行く。騎手次第でデュガも前に行く可能性はあるが今回は後ろから想定。その後ろからバースクライ、カルロヴェローチェなどがいて、後方にデュガなどが続く。
スタートからコーナーまでの距離が短いので、先行する馬のポジション争いは激しくなる。内枠に入った逃げ・先行は理想のポジションを取りやすいはず。ただ前が早くなる分、逃げ馬の後ろのポジションは割とすんなり決まりそう。人気になりそうなバースクライ、カルロヴェローチェあたりは前から5~7番手のポジションはとれそう。
2つ目のコーナーに入るあたりまでに、ある程度のポジションが決まり、最終コーナーに入っていく。逃げ・先行の策を取った馬のポジションはあまり変わらないはず。ただ後ろのポジションを取った馬は、前との距離を詰めていくために動いていく。最終コーナーから直線に入り、逃げる馬が後ろとの差を広げるためにスパートをかける。それを見て逃げる馬の後ろにポジションを入った馬も動き始める。そこに後方から追い込んでくる馬たちが迫ってくる。
コーナーを抜け残り約200mの付近までに、逃げた馬の中からアサカラキングとアスコルティアーモの2頭が抜け出してきて競り合う形になる。そこでウイングレイテストなどのほかの逃げ馬は脚色が鈍り始める。そこに先行した中からバースクライ、カルロヴェローチェなどが抜け出してきて逃げ馬に迫り、差を詰めてくる。その後ろからデュガなどが追い込んできて馬群が凝縮してくる。
残り200mをすぎて前の2頭が完全に抜け出す形になる。ここで坂を迎えるが、前の2頭の脚はあまり鈍らずに進む。その後ろからバースクライなどが一団になって形で前に迫る。その後ろからデュガなども差を詰めてくる。
坂を登り、前2頭の脚が若干鈍り始めるが粘る。そこにバースクライ、カルロヴェローチェなどが迫り、後ろからデュガなどが迫る。
ゴール直前、アサカラキングの脚が鈍りアスコルティアーモが抜け出す。後ろからバースクライが一団の中から少し前に出る形でアサカラキングに並びかける。そこにデュガも迫ってくる。
最後はきわどくなるが、アスコルティアーモがそのまま逃げ切り1着。その後ろはゴール直前でバースクライがアサカラキングを振り切って2着。3着は接戦になるが粘ったアサカラキングが3着。4着には差がなくカルロヴェローチェ。5着以下は逃げ・先行勢やデュガなどの後方勢が流れ込んでくる。
逃げる馬が多くペースは上がりそうだが、芝1200mという距離なら前の馬でも粘れそう。あとは枠次第なところがあるが、逃げ・先行勢が内枠を取れれば評価は上がる。逆に外枠に入ったら評価を下げていいかもしれない。スピードと距離をロスなく回れる競馬ができれば力のある馬は結果が付いてくるはず。
注目馬解説
◎本命 アスコルティアーモ Fジェルー
近走は惨敗続きだが、このメンバーなら1番手に推したい。
もともとは前に行く競馬をして成績を残していたが、2024年の夏以降は後ろからの競馬になり成績が振るわなくなった。ここ3戦はまた前に行く競馬に戻っているが成績は上がってきていない。とはいえ、レースを見るとスタートから先頭に行くスピードは遅くなくハナは主張できている。とくに前走はドロップオブライトと2頭で逃げる展開になり、最後の直線残り約200mまでは2頭で先頭争いをしていた。最後は力尽きて馬群に沈んだが、距離を短縮できれば残っていた可能性が見えた。
そして今回距離短縮の芝1200mになり、斤量も53キロと恵まれた。逃げる馬が多い展開になりそうだが、スタートしてから遅くはないので1~3番手のポジションは確保できるはず。そこから斤量を活かして逃げ切りができれば1着の可能性も見えてくる。
〇2番手 バースクライ 岩田望来
前走は道中6番手あたりを追走して、最後の直線に入った。直線では外に持ち出して前を追ったが、スタートから逃げたレイピアを捉えきることはできず2着だった。
スタートは遅くないはずなので、今回も6番手くらいのポジションが取れるはず。直線に向いたところで進路を確保できればいい脚を使えるはずなので、道中のポジションは良いところを確保してほしい。今回は出走メンバーのレベルが拮抗しているので、どの馬にもチャンスはあると思うが、前走のような走りができれば3着以内には入ってくる可能性は高い。
▲3番手 アサカラキング 北村友一
前走はダートを使ったが成績は振るわなかった。能力は高いのでキッカケがあれば浮上してくる可能性はある。
この馬はスタートこそ遅いが、その後に先頭へ出るスピードは持っている。なので今回はスタートして先頭に立つ競馬をしたい。そうすればスピードがあるので、いい勝負ができるはず。もともとは芝の重賞でも活躍していた馬で、今回のメンバーなら実力は上位のはず。過去阪神芝では1着1回・2着1回と成績を残している。また、12月~2月の冬の時期は1着3回・2着3回・4着以下2回と成績が安定しているので、好走する条件はそろっている。
6歳になるが老け込むにはまだ早いと思うので、もう一花咲かせてほしい。
△4番手 デュガ 坂井瑠星
前走の朱鷺Sは逃げ粘っての2着だった。スタートこそ速くないが、促されてからは速く見えるので、前に行く馬が多そうな今回もある程度のポジションはとれるはず。取れなくても元々は後ろから追い込んできていた馬なので、前でも後ろでもどちらの展開にも対応できるはず。今回はどちらの展開になるのか騎手次第なのでわからないが、前走を見ると前のポジションにつけてほしい気持ちはある。
距離短縮もこの馬には向くと思うので、前走のような前にポジションをとって粘りこむ競馬ができれば、実力が拮抗している今回は3着以内に入ってきてもおかしくない。
△5番手 カルロヴェローチェ 川田将雅
ここ2戦は2着続きとあと一歩のところで勝ち切れていない。
前走はスタートから4~5番手あたりにつけて競馬を進めた。最後の直線では1着だった馬と併せる形で進んだが、約200mのところで振り切られた。
スタートから前に行くスピードは持っているので、今回も前で競馬はできるはず。得意の形には持ち込めると思うので、あとは展開次第。ただ今回は逃げる馬が多いので、前が速くなったら先行勢にも苦しい競馬になるかもしれない。
実力はあるはずなので、展開が向けば上位争いに入ってきてもおかしくない。
☆穴馬 ウイングレイテスト 松岡正海
近走成績は振るっていない8歳馬だが、実力が拮抗した今回なら出番があるのでは。
最近は前走から距離を短縮したときに好走しているパターンがある。今回も前走の1400mから1200mへの距離短縮と当てはまる。また、馬券内に入って以降2戦は馬券外になるが、3戦目には馬券内になっているパターンもあり、今回はそれにも当てはまっている。
今回はスタートから前に行く、この馬とタイプが似た馬が多くいるが前からある程度のポジションはとれるはず。あまり早くなりすぎなければ粘りこむことはできると思うので、展開が向けば上位争いに顔を出せるのでは。


