2025年12/21(11R)ディセンバーステークス L レース予想&注目馬解説! 

中山競馬場 

※12月12日18時までの情報・予想です。変更等ある場合がありますので、レース直前にご確認ください。

レース情報

2025年12月21日15:25発走(11R) 

中山競馬場 

ディセンバーステークス L 

サラ系3歳以上オープン(国際)(特指)別定 

芝1800m(右)16頭 ]

注目馬一覧

◎本命5枠10番マイネルメモリー横山武史
〇2番手8枠15番ドクタードリトル北村宏司
▲3番手7枠13番シルトホルン戸崎圭太 
△4番手4枠7番コントラポスト横山和生
☆穴馬2枠4番タシット石橋脩

レース展開予想

スタートからコスモブッドレアとショウナンマグマが逃げる展開。それにタシットがついていく。その後ろはシルトホルン、コントラポストなどの先行勢が続く。後方にマイネルメモリー、ドクタードリトルなどの後方勢がいる。 

中山競馬場は逃げ・先行が有利なので、スタートして1つ目のコーナーまでは前で競馬をしたい馬で先頭集団の争いは激しくなるはず。なので割と後ろの馬の方がすんなりとポジションを取れて余裕をもって競馬ができると思っている。 

1つ目と2つ目のコーナーの中間あたりから向こう正面にかけて、逃げ・先行の馬の隊列が決まるはず。とくに不利などがなければコスモブッドレア、ショウナンマグマ、タシットで先頭の3頭が決まる。その後ろはシルトホルンやコントラポストなどの先行集団と逃げ切れなかった馬の大きな集団になるのでは。それを見るようにマイネルメモリーとドクタードリトルなどの馬は後ろにいるはず。 

向こう正面では、各馬目立つような動きはしないと思っている。 

第3コーナー中間あたりから、徐々に後方勢が前の馬群に近づいて差を詰めにかかる。 

第4コーナーで逃げる前3頭の鞍上の手が動き出して、後続との差を広げにかかる。それを見て先行勢も動き始める。先行勢は大きな集団になっていると思うので、進路を求めて馬群が外に膨らむ。後ろから差を詰めてきたマイネルメモリーとドクタードリトルは、それを見て進路を内側の進路を選択する。 

最後の直線に入り逃げる3頭がしぶとく粘る。そこにシルトホルンとコントラポストを先頭に先行勢が差を詰めてくる。さらに先行勢の後ろにはマイネルメモリーとドクタードリトルが迫ってくる。 

残り約200m付近で前3頭の脚色が鈍る。鈍った中からタシットが残る。先行勢から伸びてきたシルトホルンとコントラポストがタシットに並ぶ。その後ろに空いた進路からはマイネルメモリーとドクタードリトルが追いかけてくる。ここから最後の坂を上る中で、シルトホルンとコントラポストがタシットを完全に抜き、2頭の先頭争いになる。しかし、この後ろから2頭以上の脚色でマイネルメモリーとドクタードリトルが追い込んで差を詰めてくる。 

最後の坂を上りきる手前のところで、シルトホルンとコントラポストの脚色が鈍る。そこに後ろから追い込んできたマイネルメモリーとドクタードリトルが並んでくる。坂を上り切ったところで先行勢と追い込み勢の差がなくなる。 

ゴールまで少しのところで、マイネルメモリーとドクタードリトルが前の2頭を完全にとらえて抜き去る。それに先に抜け出した2頭の中からシルトホルンが付いていこうとするが、ついていけない。 

最後はマイネルメモリーが横山武史騎手の必死の追込で先に出て1着。ほとんど差がなく2着にはドクタードリトルが入る。3着は最後伸びきれなったシルトホルン。4着はコントラポスト。5着は逃げ粘ったタシットが入る。 

基本的には前有利なので、前に行く馬が上位に来ると思う。しかし今回はペースが流れそうなので先行した馬の脚が鈍る可能性があると思っている。後方勢は前を見ながら競馬ができるので道中で内ラチ沿いをロスなく回れるのでは。最後は逃げ・先行勢の馬が進路を求めて横に広がるので、内側の進路は開くはず。追込勢はこの進路に臆せず入って行ってもらいたい。そうすれば先行勢が開けてくれた進路を使って前に詰めていけるはず。最後には前が速くなった分、先行でも脚が止まり、後ろからの馬が届くと思っている。 

ただ日曜日は雨予報になっていて、中山競馬場付近はまとまった雨になりそう。馬場状態が悪くなる可能性は十分にある。それ次第で枠や展開での有利不利が変わってくると思うので、開催当日の馬場状態やレース傾向など、その日の情報をチェックすることが必要だと思う。 

注目馬解説

◎本命 マイネルメモリー 横山武史 

休養明け3走目でさらに調子を上げてきそう。使ってよくなるタイプの馬だと思うので、ここ3走の中では一番いい状態で走れるはず。 

基本的には後ろから追い込んでくる馬なので、自分の競馬に徹してほしい。 

横山武史騎手が得意とするタイプの馬だと思うので、コンビ3走目になる今回は今まで以上に走れるのでは。 

逃げそうな馬は何頭かいるので、ペースはある程度流れるはず。前が速くなれば展開は向くと思うので、最後に良い脚を使える競馬をしてほしい。 

自分の競馬ができれば上位争いは可能だと思っている。 

〇2番手 ドクタードリトル 北村宏司 

長期休養を経て今年4走目。調子自体は上がってきていると思うので、ここでは好走があってもおかしくない。 

前走は京都競馬場でのレースを走った。最内枠からのスタートで終始内を回される展開で、最後は伸びずに9着だった。この週の京都競馬場は開催も後方に差し掛かり、コース内側は馬場が荒れていて、内側を通る馬は伸びない傾向があった。そこを通されたことを考えると、今回馬場の良いところを通れれば、前走からの巻き返しは可能と見ている。 

後ろから追い込んでくる競馬が得意パターンだと思うので、逃げ馬がいてペースがある程度流れそうな今回は展開が向くはず。 

自分の競馬ができれば上位争いはできるはず。 

▲3番手 シルトホルン 戸崎圭太 

直線が短く前が有利な中山競馬場なら、先行できるこの馬の出番があるのでは。 

前々走、前走と直線の長いところを走って大きく負けたが、3走前の七夕賞は小回りで直線の短い福島競馬場で4着だった。 

今回も七夕賞のように前々から競馬ができれば粘りこめるはず。上りの脚はあまり速くないので、できれば末脚勝負というよりも上りのかかるような展開になってほしい。スタートで出遅れることがなければ、良いポジションを取れると思うし、理想の競馬ができるのでは。 

展開次第では上位争いにいてもおかくない。 

△4番手 コントラポスト 横山和生 

今年の成績の安定感で行くならこの馬。全5走で掲示板外なしと好走している。 

前で競馬を進める馬だと思うので中山競馬場はあっていると感じる。今年も中山では2回走って2着2回と好成績を残している。 

今回も前に行く競馬ができれば上位争いは可能なはず。 

ただ、この馬に坂のあるコースの距離1800mは長く、本来の距離適性は1600mまでだと思っている。さらに今回は斤量58キロを背負うし、同じように前に行く馬が多いので、消耗戦になったら最後の坂で脚が止まるのでは。 

☆穴馬 タシット 石橋脩 

逃げて粘れるならこの馬。ここ3走はGⅢを走っていて負けているが、今回のメンバーならある程度走れるはず。前走は中山芝1600mの大外枠と一番不利の大きい枠で見せ場がなかった。しかし9着と言っても、1着とは0.5秒差で着順の見た目より差は開いていない。今回は枠さえよければ見直しは可能と見ている。 

中山との相性はいいと思うので、内枠からスタート決めて逃げる得意の競馬ができれば、上位争いに顔を出すことはできるはず。 

逃げる競馬ができれば、1発の魅力は他の馬よりもあると思う

タイトルとURLをコピーしました