レース情報
2025年12月20日14:20発走(9R)
阪神競馬場
ポインセチアステークス OP
サラ系2歳以上オープン(国際)(特指)別定
ダート1800m(右)11頭
注目馬一覧
| ◎本命 | ウェイニースー | 川田将雅 | |
| 〇2番手 | ワンダーディーン | Fジェルー | |
| ▲3番手 | テイエムサンレーヴ | 団野大成 | |
| △4番手 | シーズザスローン | 西村淳也 | |
| ☆穴馬 | ケンタッキーホーム | 坂井瑠星 |
レース展開予想
スタートからシーズザスローンとソラーロが逃げる形になるはず。その後ろにケンタッキーホーム、ウェイニースーなどが続き、後方にワンダーディーン、テイエムサンレーヴなどが続く。最初のコーナーから2つ目のコーナーである程度隊列が決まる。向こう正面ではあまり動きはないと思うが、第3コーナーあたりからワンダーディーン、テイエムサンレーヴなどが後ろから徐々にポジションを上げていく。第4コーナーで徐々に全体のペースが上がって前との差が詰まってくる。このあたりで逃げていた2頭の中から、ソラーロが少しずつ遅れ始める。第4コーナーから直線に入るところで外からケンタッキーホームとウェイニースーが前に迫っていき、まずはソラーロを捉える。その後ろからはワンダーディーン、テイエムサンレーヴなども差を詰めてくる。直線に入ってシーズザスローンが単騎で逃げる形になるが、坂を上るところで脚色が鈍る。そこに外からウェイニースーとケンタッキーホームが並んでくる。その後ろからは良い脚でワンダーディーン、テイエムサンレーヴが追い込んでくる。坂を上り残り切ったところでウェイニースーが前に出る。ここでシーズザスローンは脚が止まり、さらに後ろから追い込んでくるワンダーディーン、テイエムサンレーヴに捉えられる。残り約100mケンタッキーホームの脚色が鈍り、ウェイニースーが完全に抜け出す。その後ろからワンダーディーン、テイエムサンレーヴが並んで追ってきてケンタッキーホームを捉える。最後は抜け出したウェイニースーが後続に差を詰めさせることなく1着。後ろから迫ってくる2頭から最後はワンダーディーンが抜け出して2着。ほとんど差がなくテイエムサンレーヴが3着に入ると予想。
今回は11頭立てと頭数が少なく、逃げ馬が楽に逃げられる展開になるかもしれない。しかし、先行する馬や追い込んでくる馬に決め手を持っている馬が多く、そのまま逃げ切れるということはなさそう。それでもポジションを前に取れる馬が有利なのは変わらないと思うので、道中の各馬のポジション取りに注目したい。
注目馬解説
◎本命 ウェイニースー 川田将雅
前走は2着に1. 1秒差をつける圧勝だった。最終コーナーで先頭の2頭に追いつくと、直線では後続との差を広げていった。最後の直線ではムチを入れていないように見えたが、脚色は衰えるどころかむしろ加速しているように感じた。鞍上の川田騎手がターフビジョンで後続との差を確認するくらいの余裕があった。
スタートこそ少し出遅れたが、すぐに中団のポジションをとっていたので道中のスピードはありそう。また、最後の直線でグングン前に進んでいたのでスタミナもありそう。スピード、スタミナ、どちらも2歳馬としてはかなりのものを持っている可能性がある。もしかすると化物級の馬の可能性を秘めているのではと感じさせる。
前走のように走れれば1着の可能性は十分にある。
〇2番手 ワンダーディーン Fジェルー
前走のもちの木賞はスタートは後方になったが、徐々にポジションを上げていき、最終コーナーでは馬群最内7番手あたりで直線を迎えた。
直線では外に持ち出すと鋭い脚で伸びてきた。最後は先に抜け出したパイロマンサーを、内から伸びてきたボクマダネムイヨと2頭で追いかけたが捉えきることはできず2着だった。しかしパイロマンサーはかなり強い馬だと思うので、その馬と差のない競馬をしていること考えると、このメンバーの中なら能力は上位のはず。
末脚は素晴らしいものがあると思うので、先行する馬が多そうな今回は展開が向くと思っている。1800mと距離があるのでスタートで後手を踏んでも、前走のように直線を迎えるところでいいポジションを確保できていれば、1着争いをしている可能性はある。
▲3番手 テイエムサンレーヴ 団野大成
前走の新馬戦はスタートから後方の競馬になったが、第3コーナーから徐々にポジションを上げていき、最終コーナーから直線に入るところでは前から6番手のあたりまで上がってきていた。直線では前を行く馬を一番大外から抜き去ると2着に0.5秒差をつけての完勝だった。
今回もスタートしてからは後方のポジションになると思うが、11頭立てになるので前のポジションをとれるのでは。前走のような競馬ができれば、直線では一気の末脚で前を捉えに行くことはできると思うので、キャリア2戦目になるが1着争いに加わる可能性はある。
△4番手 シーズザスローン 武豊
前々走、ダート初挑戦で2着に1. 2秒差をつける圧勝だった。前走はJBC2歳優駿でスタートから逃げる形をとったが最後は脚が止まり4着だった。
基本的には逃げる形になると思うので、どれだけ自分のペースで競馬ができるかがカギになる。先行する馬は多そうだが、逃げる馬はこの馬ともう1頭くらいになりそうなので、ある程度は自分のペースで行けるはず。
能力はあるはずなので、展開が向けば3着以内には入ってくるのでは。
☆穴馬 ケンタッキーホーム 坂井瑠星
前走の未勝利戦で初勝利。スタートでバランスを崩して理想の競馬ができなかった中でも勝ち切っているし、アクシデントがありながらも全体2番手の上りタイムを記録していて馬の能力はあるように感じる。今回は前走よりもレベルは上がると思うが、スタートからスムーズな競馬ができれば上位争いは可能とみている。

